病院（婦人科、泌尿器科）で性病検査を受けた場合の金額

病院の性病検査にかかる金額

この様に、病院での性病検査はどのような項目でも調べることができる一方で、検査の費用以外にも金額が加算されます。

婦人科や泌尿器科があるクリニックの場合は上記の金額となりますが、他にも規模の大きな病院を受診する場合には「特定療養費」、調剤薬局で薬を受け取るときには「調剤費」などが加算されます。

そのため、病院での性病検査は思っている以上にお金がかかるのが現状です。

また、健康保険を使って受診をした場合、自治体が「医療費通知」を自宅や勤務先に送るため、どの病院でいくら使ったのかが知られてしまう可能性もあります。

意外と健康保険が使えないことも多い！

性病は感染していても無症状のことも多くありますが、実は、無症状では病院で保険を使うことができません。

性病で受診する際に保険が使えるのは、「症状がある時」または「検査で病気が判明した時」になります。

つまり、最初に受診する時に症状がない場合は、最初の受診は初診となり全額自己負担となりますので注意しましょう。

保健所で性病検査を受けた場合の金額

医療機関ではありませんが、実は、保健所（保健センター）でも性病検査を実施しています。

保健所は、地域住民の健康や衛生を守る役割を担っているため、特に社会的に注意すべき性病の検査が受けられるようになっているのです。

しかも、保健所での性病検査は無料で受けることができるため、費用としては最もかからない性病検査方法です。

ただし、いくつか注意しなければならないことがあります。

まず、保健所での性病検査は項目が限られており、「HIV」「淋菌」「クラミジア」「梅毒」の4種類のみとなっています。

検査方法は採血と採尿のみですので、喉の性病検査は受けられません。

また、保健所の性病検査は毎日実施しているわけではなく、1～2週間に1回という事が多く、また実施時間も限られています。

郵送検査キットで性病検査を受けた場合の金額

郵送の性病検査キットは、自宅に居ながら検査を受けることができる方法です。

3000円台から検査を受けることができ、自分の予算や希望の項目に併せて性病検査を選ぶことができます。

自宅で簡単に検査を受けることができるので、病院への行き来、待ち時間などの無駄な時間が発生することもありませんので、忙しくて病院へ行くのが難しい方にも人気があります。

検査キットは郵送で送られてきますが、郵便局留めや営業センター留めなどにも対応しているので、家族が同居している方でも知られずに受け取ることができます。

もちろん、梱包や送り状まで配慮されていますので、自宅で受け取っても性病検査だとはわかりません。

また、お店によっては、名前を出さずにIDのみで検査を受ける「匿名検査」ができ、また検査結果もWEBやメールで確認できるので、周りに知られずに検査を受けることができ、職場や家族にバレる心配がないので安心です。