病院へ行く時に、気を付けておきたいこと

病気かなと思ったら、病院を受診するのは当然のことです。

性病の疑いが出た場合でも、もちろん病院へすぐ行くこともできますが、少し考えておきたいことがあります。

仕事や学校は大丈夫？

風邪などで病院へ行った時のことを思い出すと、病院は待ち時間が長く、半日ほど拘束時間ができてしまいます。

また、性病で検査を行っても当日結果は分からないので、再度病院へ行き、検査結果を聞いて薬を処方してもらわなければなりません。

そのため、学校へ通っている学生や仕事のある社会人は、何度も時間を空けなければなりません。

学校や仕事を頻繁に休むことはできませんし、「性病検査のため」とはなかなかに言いづらいものです。

性病検査のために休日診療へ行くというのもはばかられるので、自分で性病かもしれないと思っても、実際に病院へ行って検査を受けるのは難しいものです。

また、性病で受診をしたいという方は、職場や自宅から近い病院へは行きづらいということもあり、少し離れた場所を選ぶことから、病院へ行く時間もかかってしまいます。

家族や職場にバレてしまうかも！？

性病の症状があって病院を受診する場合には、健康保険が利用できますが、同時に「医療費通知」が届く可能性もあります。

この医療費通知とは、どこの病院でいくらの治療費を使ったかを書面で通知するというもので、医療費請求内容の確認や、医療費負担の仕組みへの理解を深めるなどの目的で行われています。

これは健康保険組合によって、病院を利用した全員に送付される場合と、ランダムで選出して送付される場合とがありますが、この医療費通知が送られてしまうと、内容から同世帯の家族や職場の人に、性病検査の事実がバレてしまう可能性もあります。

治療で受診する分には仕方のないことかもしれませんが、検査の段階では避けておきたいものです。

すぐ病院へ行けない場合はどうする？

病院へ行く時間がなかなか取れない、医療費通知が送られるのが怖いなど、性病かもと不安には思っても、様々な理由ですぐに病院へは行けないこともあります。

また、「できるだけ病院へは行きたくない」「恥ずかしくて病院へ行けない」という方がいらっしゃるのも事実です。

そんな時には、自宅で検査の行える「性病検査キット」を活用してみましょう。

性病検査キットとは？

性病検査キットは、企業が行っている郵送検査の1つで、今では性病検査だけでなくがん検査、生活習慣病検査、遺伝子検査など様々な種類の検査が行われています。

インターネットから申し込みをし、自分で尿や血液などの検体を採取して返送するだけで、簡単に性病の有無を調べることができます。

このような郵送検査は、最近では非常にメジャーな検査方法になってきており、非常に高い精度の検査を受けることができます。

現在の性病検査は、医療機関と同等の精度の検査を受けることができるようになっており、一部の医療機関では「性病検査キットの結果があれば、再検査が不要」というレベルまで信頼性が高まってきています。

そのため、今までは病気の疑いがあればすぐ病院へ受診するのが当たり前でしたが、今では、「自宅で検査をし、陽性と分かってから病院へ行く」という方が増えてきました。

病院に行かなくても検査はできる！

病院へ行く時間がない忙しい方でも、性病が恥ずかしくて病院へ行きづらい方でも、性病検査キットなら、自宅で好きな時に検査を受けることができるため、とても便利です。

もちろん、キットの配送時には中身が分からないような梱包や伝票記載がされますし、郵便局や配送業者の営業所での受け取りができるお店もありますので、家族がいてもバレる心配はありません。

検査結果もWEB上で確認することができますから、書面や電話で通知されたくないという方でも安心です。